書籍紹介
法華三部経 妙法蓮華経之要諦二
法華三部経 妙法蓮華経之要諦二/ほっけさんぶきょう みょうほうれんげきょうのようてい2(上製本・布貼・金箔押し・ケース入り・四六版・504ページ)
本書の内容
法華三部経シリーズ第3巻となる本書は、妙法蓮華経の見寶塔品第11~法師功徳品第19までを解説しています。
「妙法蓮華経之要諦一」に引き続いて、お釈迦様の未来予告経である妙法蓮華経を、わかりやすい言葉で紐解いていっています。
妙法蓮華経のうち本書の対象部分では、特に「浄行時代」(正しい教えに反するものを除去する段階)にフォーカスされています。解説では、この時代が今まさに現代を指していることを示し、お経に描かれている現代社会の様相を現実の事象と重ね合わせて記し、未来へ向けての時代の流れの中で今の時代がどのように位置づけられているかを、明快に説いています。
また、浄行時代を生きる「本化菩薩」に対し、その存在の起源と宿命や、行のポイントを具体的に示しているのも、本書の特色です。提婆達多や女性の授記作仏等のエピソードを通して、懺悔法などの行の重要性を説明し、輪廻転生には時間の制限がある、という重要なメッセージを経から読み解きます。そして、分別功徳品第十七、随喜功徳品第十八、法師功徳品第十九の解説では、修行により得られる功徳がいかなるものかが説明されています。
経に書かれていることは、未来世の理想的社会に向かう時代の流れの中で、今を生きる私たちは何を目指さなくてはいけないか、という、具体的で、切実で、核心に迫る教えです。本書を通し読者は、今日から、そして明日からの、新たな人生の意味に、開眼することができるはずです。
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